文系か理系か?数学が苦手な場合の進路選択で後悔しないために

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先日、長男の高校の担任から電話がかかってきました。

「進路希望と科目選択の用紙を提出して来たのですが、この間まで書いていたことと全然違うので、確認のため…」ということでした。

一体何のことだろうと本人に聞いてみると、「理系から文系にしたい」というのです。

一年前、高1から高2になるときに、あんなに悩んで理系にしたのではなかったのか?そもそもやりたいことがあったのではないのか?とこちらも驚いてしまいました。

そんなことから、色々考えたことを書いてみます。

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高2の選択で人生が変わってしまう?

文系か理系か、それを決めてしまうと、大学受験で受けられるところや、将来の就職にまで大きく影響を与えてしまいます。

そもそも、どんなことが好きなのか、どんな勉強をしたいかがわからないと、大学でどのような学部に行けばよいのか決めることはできません。

本人に、どうして急に文系にしようと思ったのか聞きましたが、いまひとつはっきりしません。逆に理系にしたいという理由ももうわからなくなってしまったというのです。

長男はもともと、それほど主張が強いタイプでありませんが、考えがない子ではないと思っていたので驚いたのと同時に正直なところがっかりもしてしまいました。

目標が医師や薬剤師、弁護士など職業としてはっきりとイメージできる場合は文理の選択も迷うことはないのでしょうけれど、高校生の時点で、そこまで明確な希望がない場合どうやって文理を決めればよいのでしょうか。

数学Ⅲが怖い

本人とじっくり話をしていてわかったことですが、やりたいことや、なんとなく興味のある方面は、去年からあまり変わっていないのです。

どうも、数学も物理も嫌いとか苦手ではないけれど理系学部の受験に必要な数学Ⅲをやることにちょっと自信を感じられないようなのです。

それも、学校のテストで赤点を取らないかが心配だというのです。

私自身も、苦手科目はあったので気持ちはわかるのですが、興味関心の分野があるのに、苦手意識から消去法で選ぶと必ず後悔すると思いました。

正直なところ、学校での科目としてだけ考えるのはおかしいということ、学校生活において勉強は目的ではなくて、将来の夢への手段であるということを伝えました。

そう思っていれば、赤点を取るか取らないかではなく、必要な勉強をするのだと思えるはずなのです。

また、文系にするといっても、理系から逃げた結果なら、それほど伸びも期待できないでしょう。

「やってもみないうちから自信がないなんて言わないように」「やってダメならそれから考えればよい」と伝えましたが、なかなか結論には時間がかかりました。

結局、夜中まで話しをして、希望が大きく変わっていないのなら当初の通りにしておこうと理系でいくことに決めました。

これから考えがどう変わるのか、やってみてやはり出来なかったとなるのかはわかりませんが、そんな悠長なことを言っていては大学受験を乗り越えることは難しいでしょう。

私もゆっくり考えればいいよと言ってあげたいけれど、もうそんな時期ではないとも思ったりで、なんともしんどい気持ちになりました。

好きなことに生き生きと突き進んでいけない子になったのは自分のせいではないかとも考えて、ちょっと責任を感じたりもしました。

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文理の選択って何のため?

高校の教室

大学入試で課せられる科目が文系科目中心か、理系科目中心かということもあるでしょうけれど、それよりこの時期に、どちらかに決めてしまわなくてはならないことに疑問を感じます。

きちんと決められる子ももちろんいるので、うちの子どもが頼りないと言ってしまえばそれまでなのですが。

何かを選択するということは、選択しなかったもう一方を捨てるということなのでしょうか。

もちろんそういう場合もあるかもしれませんが、勉強をするということについて言うなら、選択しなかった方も捨てたことにはならないのではないかと思うのです。

大学受験というひとつの局面でうまく行かなかったとしても、悩んで決めたこと、勉強したことは無駄になるとはとても思えないし思いたくもないのです。

それに、17,8歳のときに決めたことが、一生を左右して取り返しがつかないほど余裕のない社会であってほしくはないとも感じます。

そして、一方を選んで後悔するような人間なら、もう一方を選んだってきっと後悔するのです。

おそらく文理の選択というのは、実際の科目選択ということを通して、自分が人生の選択という場面でどのような思考をして決定するのかを試されているのだと思います。

ここで逃げない選択をしておくことが今後大切になってくるのです。

ですから、もし、お子さんが文理の選択で「自信がない」「苦手」という理由でどちらかを選ぼうとしているなら、「やってみないとわからない、ダメならその時考えよう」と言ってあげてください。

親もとてもしんどいですけれど、やってダメだとわかった方が気が楽になりますから…。

子どもを支えるのは自分がやるより大変ですよね。一緒に頑張っていきましょう。

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