限界団地最終話より破壊と再生のテーマに見る本当の黒幕の正体とは?

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限界団地がついに最終回となりましたね。一体何人死ねば気が済むのかと思いますが、最終回も相変わらずぶっ飛ばしています。とりあえず備忘録的な感想をメモしておきます。

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限界団地最終話あらすじ

穂乃花の居場所をつきとめ、ますます狂気に拍車がかかる寺内さん。

そんな寺内さんと一緒にいては穂乃花がおかしくなってしまう、そう思った江理子さんは穂乃花を守るために、寺内に死ねと迫ります。

団地マンのお面をズタズタに切り裂く江理子…。

江理子は、寺内を眠らせ、ベッドに縛り付けて馬乗りになって寺内を刺す。

ベッドから起き上がり、これは事故だ、自分で自分を刺したのだと言う寺内…そこへ帰宅する穂乃花。

「人殺し、人殺し、人殺し…大嫌い!死んじゃえ」

穂乃花に言われて愕然とする寺内さん。

流血しながら穂乃花を探し回るうちに高志に殴られ意識不明で10ヶ月…。

その間五木田老人は孤独死、団地から人は去り、解体工事の準備が始まります。

団地に投影された家族・居場所・破壊と再生のテーマ

限界団地を通して語られているのはこれらのテーマであると思います。

家族のありかた、自分の居場所、必要とされたいという気持ち…。

破壊と喪失から何度でも立ち上がろうとする人間のときに狂気とも言える強さ。

復縁を迫る高志に江理子はあなたは必要ないと言い切れるようになっていましたね。

やはりこれは江理子の自立と再生の物語でもあったと言えるでしょう。

割れた窓

あと、ちょっと微笑ましい自治会長と花子。これも失ったものを取り返す物語ですね。

しかし、再生するためには壊れ方が大事です。

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寺内は死刑になる?

寺内さんは何人殺したんでしょうね…。

加代子の夫はおそらく時効かもしれませんが、「あの日この団地に悪魔が誕生した」と加代子が言ったように、団地の消滅とともに昇華できなかった寺内さんの執着心は刑務所でも回覧板を回すという発言にあらわれています。

江理子に通報され逮捕された寺内に報復されないか?江理子は大丈夫なのか?とちょっと心配になりましたが、よく考えてみたら

・穂乃花の両親

・義理の母史代

・松本老人

・高志の不倫相手

・高志

最低でも6人は殺していますから、おそらく刑務所から出てこないですね。

でも最後、鼻歌歌いながらダンチマンの絵本を描いている江理子には寺内さんが乗り移っていましたよね。単なる感動物語で終わってないところがなんとも気持ち悪いです。

感想としては…そうですね。。。

寺内さんが最後まであのまま変わらなかったことが少し残念で切ないなと思いますね。

加代子さんの夫を殺してしまった日から、時間は止まっていたのでしょう。

内部でゆっくり崩壊していったさまを見るに、本人も気づかないうちにあの日死んでいたのかもしれません。

団地はいずれ更地になり、新しい建物ができるでしょう。

しかし寺内と江理子の最後を見ていると、なんだか後味はあまりよいものではありませんでした。江理子のまさかのラスボス化が強さを通り越していましたから。

江理子自身がダンチマンになってしまってはねえ…。

コンプレックスを抱えた人の変容というのも、寺内と江理子の共通点ですね。

団地が変な化学変化を加えたのかもしれないと思うと本当の黒幕は団地ではないか?そんな気さえしてきます。

団地はもちろん無機物ですから、そこに住む人間のさまざまな情念が団地に意思を与えているとも言えます。

結局一番怖いのは、人の心、ですね。

ともかくあやめ町団地とはさようならです。

もう一度見たいか、というと微妙ですね…。

それでは。

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