星の王子さまのバオバブの木の意味は?バオバブ苗木販売は何が問題だったの?

スポンサーリンク

星の王子さまの作品中ではファシズムの暗喩だった…?なんて説もある、バオバブの木。そこまで知らなくとも原作をちょこっとでも知っていれば、決してイイものとして描かれていないことはわかります。

オープンしたばかりの銀座ソニーパークが販売休止にした星の王子さまモチーフのバオバブの苗木が話題になっていますが、星の王子さまって結構意味深い…気になったのでメモしておきます。

Sponsored Link

星の王子さまのバオバブの木

銀座ソニーパークで販売していたバオバブの苗木が、非難殺到で販売休止となりました。何がいけなかったの?知っている人も多いとは思いますがニュースも添えておきましょう。

その商品とは、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリさんによる小説『星の王子さま』とコラボレーションしたバオバブの苗木。「アヲ GINZA TOKYO」のプロデューサーを務めたプラントハンター西畠清順さんが手掛けたもので、「(西畠さんが)セネガル共和国のバオバブ農場に足を運んだことから、仕入れへと繋がった」と説明していました。

しかし『星の王子さま』では作中、バオバブのタネが「おそろしいタネ」であると紹介されているほか、バオバブの根がはびこることにより、星が爆発するという描写もあることから、原作ファンが激怒。

ヤフーニュース

なるほど、本場のバオバブの苗木を仕入れてきてくださったわけで、さすがプロの西畠さんが関わっているだけあります。バオバブの木が悪いわけでもありません。それだけに、もったいない…。

しかし、批判はそれだけではありませんでした。。

「原作をどこまで冒涜すれば気がすむのだろう(きっと原作を読んでないのだろうな)」「最低のクソ企画」と批判の声が上がった他、パッケージには西畠さんとみられるキャラクターが王子さまに指示をしてバオバブの木へ水やりをしているようなイラストがあったことから「星の王子さまが、大きくなると危険だからって、いっしょうけんめい駆除してきたバオバブに、水やりさせられている」「誰かが大切に思っているものが雑に扱われるのを見るのは辛い」との批判の声が拡大。

同ヤフーニュース

なるほど…。少しずつのズレが重なってしまって今回の問題となってしまった感じですね。

植物が大好きな西畠さんには、気の毒な結果となってしまいました。

きっと良いものを届けたいとの一心で選んできてくれたことでしょう。

思いだってあったのに…。

「誰かにとっての嫌われものも、誰かにとっては愛されるものになるんだよ」

どこかほかの青い星(地球?)で愛されているバオバブの木について書いてあります。

これを読めば、関わった人たちには悪気なかったんだろうなってやはり思います。

しかし企画というのは、様々な背景や思いを汲み取って、誰からも喜ばれるものでありたいですよね。星の王子さまにはコアなファンがいることは有名ですので…。そうでなくとも、原作の真意をよく吟味することも必要だったかもしれません。

今回の騒動へのツイッターの反応は?

かなり反響が大きいようです。

著作権がもう切れている?

・原著の日本における著作権の保護期間がサンフランシスコ平和条約に基づく戦時加算分の3794日を含めて2005年1月22日に満了

・フランスを始めEU加盟国の著作権保護期間は個人の死後70年であり、死亡宣告で1944年没と認定されたサン=テグジュペリの保護期間満了は通例では2014年であるが、サン=テグジュペリはフランス著作権法第123条の10における「愛国殉職者」の認定を受けているため、フランス国内では2044年まで著作権が存続する予定

・著作権の保護期間を世界最長の「死後100年」と定めているメキシコでもフランスと同様に2044年まで

・アメリカ合衆国では1978年のベルヌ条約加盟以前に旧法下で保護期間を満了しなかった著作物に対する特例に基づき「死後95年または公表後120年のどちらか短い方」の前者が適用され2039年まで著作権が存続する予定

・カナダやニュージーランドでは1994年末に保護期間を満了し、パブリックドメインとなっている

Wikipedia

著作権云々や、今回問題となっている表紙絵の改変についてはこちらが詳しいです。

既に著作権が消滅している「星の王子さま」の"コラボ"商品が炎上しているようです。知財的な観点から検討します。

確かにこちらが大きな原因のひとつかもしれません…。

逆に、星の王子さまについてあまり知らないとか、何が問題なのかわかりにくい場合、こういった例えもあるようです。これもわかりやすいと思いました。(ナウシカを知らない場合はまたわからないですが)

でも批判ばかりでもないですね。

#銀座ソニーパークださい

それよりも、オープンそうそうケチがついてしまった銀座ソニーパークも気の毒ではあります。こちらも悪気はなかったんでしょうね…。

さらに批判が強まるなかでハッシュタグ「#銀座ソニーパークださい」も誕生。商品の販売を許可したGinza Sony Parkの責任を問う声も上がりました。

同ヤフーニュース

なんとも気の毒というか、残念なことであります。でもここも批判している人ばかりでもないようです。

Sponsored Link

まとめ

きっとみんな悪気はなかったんだと思うんです…。

原作を読むだけではなく、これだけの有名作品であれば、作品への考察とか、研究されたものなどもあったでしょうからそういったものへの調査も必要だったかもしれません。

ファンの心情、を理由にしていますがそれだけではなく国際的に有名な作品なので著作権についてももう少し精査もしたほうがよかったかもしれないですね。まだ保護中の国もありますし、サン=テグジュペリ財団の意向もあるでしょう。

悪気はなくとも、関わった人たちもファンもみんなが傷ついてしまったのが残念です。

バオバブの木そのもののイメージまで悪くなってしまってはかわいそうですし。

なんとか罵りあいや憎み合いすることなく、リカバリしてほしいと思います。

Sponsored Link
スポンサーリンク