子どもの習い事で剣道をするメリットは?級審査・段審査の内容や注意点

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一時期は人気が低迷していた剣道ですが、近年の日本ブームでまた武道が注目を集めているようです。

中学や高校で武道が必修になり、剣道をやる学校もあるようです。

子どもの習い事として剣道を小学2年から始めて、六級から三段まで審査に付き添ってきた経験から、剣道を続けること、昇級審査、段審査について、親の視点から書いてみます。

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はじめての習い事

長男は体が小さくて、気も弱く、おとなしい子どもでした。

小学校低学年の頃には、弟が生まれた影響もあり、少々情緒不安定気味だったせいもあるのでしょうか、学校ですこしいじめられているような雰囲気がありました。

心配でこっそり様子を見に行ったら、集団下校の帰り道に後ろから小突かれたり蹴られたりしているのを目撃してしまい、何か対策が必要だなと考えるようになりました。

なぜ剣道なのか、はっきりと理由があるわけではなかったのですが、そんなある日、公園に近くの小学校でやっている剣友会のポスターを見つけました。

それで長男を連れて見学に行ったことが始まりです。

はじめは嫌だと言って泣いていましたが、同じような年齢の子どもたちが声をかけてくれて、やる気になってくれました。

近所ではありますが、通っている校区の小学校ではなかったので、知っている子がいなかったことがいじめられ気味の長男にはかえってよかったのかもしれません。

今高校生ですが、学校で剣道が必修なので、やっていてよかったと言っていますよ。

体育は苦手ですが、それは剣道にはあまり関係ないようですよ。

中学の内申書にも書けましたし、体育の点数を補えますので、運動が苦手な子もおすすめです。

級審査

あくまでも長男のときの話で、時期や地域によって違いはあるかもしれませんが、概ねこんな感じでした。

級については、一応希望する級の審査を受けますが、よくできていれば特進といって(いわゆる飛び級ですね)上の級に認定されることもあります。

お友達も何人か特進していました。(残念ながらうちの場合は一度もありませんでしたが…)

・6級

はじめたばかりの子が、防具を着けるようになって最初に受ける級が6級でした。

これは地域によって7級だったり5級だったり色々ですが、小学校低学年の子が多く、見ていてとてもかわいいものです。

面や胴はまだ自分でできなくても大丈夫でした。先生方や先輩が後ろについて、出番が近くなったらつけてくれました。

大きく元気な面打ちと大きな声ができていればほとんどの子は合格です。

・5・4級

まだまだ防具は自分で着けられませんでした。

胴はなんとかできても、面はまだ難しく、手ぬぐいの巻き方も帽子型に折ってからかぶらないとうまくできていませんでした。

ただ、小学校中学年の子どもたちが主ですから、まだまだかわいらしく、面以外の基本動作もきちんとできていて、大きな声を出せることが大切という感じでした。

・3・2級

ここからは木刀による剣道基本技稽古法というのが加わります。

3級は基本の1から4本目まで、2級は1から6本目までとなり、小学校高学年の子たちが多く、だんだんと迫力が出て来ます。

面も自分で着けないといけませんし、このくらいになると、続けたい子、やめたくなる子も分かれてくるようです。

・1級

1級は、これも地域によると思いますが1級審査会といって1級の審査だけを行う会を受けに行きました。

試合形式の実技審査のほか、木刀による基本技稽古法(基本1~基本9まで)が課題です。

これには年齢の規定があって「小学校6年生以上で現在2級を取得していること。ただし中学1年生以上は無級でも受審することが出来る」ということになっていました。

うちの場合は小学校3年で6級で、4年で5級、5年で4級、6年で3級でしたので、前者はだめですが後者の条件を満たしているということで、中学1年で1級を受けることになりました。

なので2級はうちでは受けていません。

このあたりが剣道の不思議なところです。

1級に合格すると通称「1級手帳」と呼ばれている「剣道・居合道・杖道手帳」がもらえます。

剣道・居合道・杖道手帳

この手帳には1級の合格証明書のページとその後の昇段審査の記録が書き込めるページが、剣道・居合道・杖道のそれぞれについて用意してあります。

段審査

・初段

1級と同じく受審できるには年齢に規定があります。

1級では「満13歳以上(1級合格後満三ヶ月以上経過)とし、年齢基準は審査日の当日とする」とあります。

それまでは中学二年以上ということでしたが平成24年に13歳以上ということに変わっています。

ちょうど近い年齢のころだったので身近でも色々話題になっていました。

うちの地域では1級審査会は年に2回行われていましたが、誕生日で区切られてしまうと、タイミングが悪いと半年後ということになってしまいますね、仕方ありませんが…。

初段からは木刀による剣道基本稽古法に代わって日本剣道形が課題となり、さらに学科試験が加わります。

1級では、日本剣道形は太刀の形1~3本目、学科試験は剣道についての考え方(剣道が好きな理由や竹刀の安全確認など基本中の基本のような感じ)と日本剣道形○本目(太刀の形1~3本目のどれか)について説明せよという2つの論述を前もって書いて行き当日提出するという形でした。

「初段は全員合格するよ!」という噂を聞いたことがありますが、その噂の真偽はわかりませんがおそらくそんなことはないと思います。

しかし着装だけはきちんとしないとだめでした。

胴紐が解けてしまって不合格になってしまった方がおり、段審査からはやはり厳しくなります。

・二段

二段からは年齢ではなくその前の段を取得後の経過年数で受審資格が発生します。

年令による規定もありますが、相当する能力があるけれど事情(海外在住など)で受審機会が得られなかった人や特に優秀な人について与えられる特例なので、まれなことと考えておいたほうがよいでしょう。

二段では「初段合格後満1ヶ年以上経過」となっています。日本剣道形は太刀の形1~5本目、学科試験は剣道についての考え方(技術的なこと、礼法のことなど)と日本剣道形○本目(太刀の形4,5本目のどれか)について書いて持参するというのは初段と同じでした。

・三段

三段では「二段合格後満2ヶ年以上経過」が条件です。日本剣道形は太刀の形1~7本目、学科試験は剣道についての考え方(技術的なこと、精神面のこと)と日本剣道形○本目(太刀の形6,7本目のどれか)について書いて持参しました。

子どもの習い事という感覚でできるのは三段までです。

また、これはどの段にも言えることですが「日本剣道形○本目について説明しなさい」という課題については、当日の実技で打太刀、仕太刀のどちらに当たってもいいように、流れがスムーズに頭に浮かぶように理解して書くようにしましょう。

学科といえども、心と身体で理解していないとうまく書くことができません。

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審査当日の注意

これも地域によるのかもしれませんが、受審する級や段、さらにその当日の人数によっては、朝の集合から終了までは長時間かかることもあります。

集合のときから袴に着替えて裸足になってしまっているので、なかなか外に出ていくこともできませんし、すぐ近くにコンビニなどがない場合もあります。

当日は体育館などで暑かったり寒かったりもありますので、飲み物や軽食などを買いに行ける人がついていたほうが助かることもあると思います。

学校や道場単位でまとまって行くことが多いとは思いますが、同日に受審する人が1人にということもありますので、会場周辺などは前もって調べておき、持ち物などは気をつけておきましょう。

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