南青山児童相談所に住民の反対理由は港区の価値が下がるから?田町ならなぜいいのか?

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港区が南青山の表参道駅近くに建設設置を計画している児童相談所に住民の反対の声が凄いというニュースを見ました。

港区子ども家庭総合支援センター(仮称)の何が問題なのか、なぜ反対なのか、反対理由がちょっとわからなかったんですが…。

反対派の人の1等地にそんなものという意見や説明会での怒号飛び交う様子がとても気になったのでメモしておきます。

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港区南青山に児童相談所の計画

東京都港区が、南青山に子育て支援施設を建築設置する計画を建てて国有地を購入したのですが、そのことを巡って周辺住民と対立しているということだそうです。

高級ブランドショップが立ち並び、都心の一等地として知られているが、この場所に、港区が児童相談所などが入る施設の建設を予定し、14日、周辺の住民に説明会が開かれた。

しかし、住民からは賛成意見のほか、この場所に造る必要がないといった反対の声もあがっている。

東京・港区、表参道周辺の地図。高級ブランドショップが立ち並び、都心の一等地として - Yahoo!ニュース(ホウドウキョク)

もっとも、すべての住民が賛成しているわけではありませんが、説明会の様子が異様でなぜこんなに感情的にもめるのか、不思議に思いました。

港区子ども家庭総合支援センター(仮称)とは

建築予定地の場所は?

港区南青山5-7、南青山でも中心といったところで、多くのブランドショップや飲食店などがあるおしゃれな町のイメージですね。

2016年に児童福祉法が改正され、区ごとに児童相談所を開設することが可能になったことを受け、港区でも設置をしようと計画されました。

土地は国から72億円で購入し、建設費用は30億円、約100億円をかけて建築されるということ。3200平方メートルという、南青山でこれだけの土地ですから、何ができるのか気になっていた人も多いことでしょう。

この土地は官舎の跡地だそうですが、購入の段階から反対運動があったようです。

嘆願書が出されていたようで、その内容はこのようなものだったようです。

港区が貴重な南青山5丁目の土地(1,000坪)を税金で購入し、街を分断するような極めて汎用性の無い公共施設を建設し、世界に誇れる素晴らしい青山の街並を破壊することを断固反対します。

この度、財務省所管の南青山5丁目285番の土地(約1,000坪)を港区が取得して「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」なる公共施設を建設することが発表されました。

然しながら、世界に誇れるファッション・デザイン・アートの街である青山エリアの真中に位置する貴重で広大な土地にそのようなターゲットの限られた汎用性のない公共施設を建設することが許されるものでしょうか。日本をはじめ世界中から、青山の街並みに魅力を感じ憧れを抱いて観光客が来られています。

そのエリアでも今回の土地は、南青山5丁目の真中に位置している正に青山の中心です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて新国立競技場の建設も始まりました。
これから観光立国を目指してゆく日本(東京)にとってかけがえのない土地は、地元住民はおろか東京都民・日本国民にとってもかけがえのない貴重な財産です。今回の土地は、青山・東京・日本の為にも安易な公共施設の建設は控えるべきです。よって、ここに港区による南青山5丁目国有地(約1,000坪)の購入及び公共施設の建設に反対致します。

建設予定地はこちら。

児相地図

港区ホームページより

表参道の駅から徒歩5分という超一等地といえる場所ですね。

施設概要は?

1階 子ども家庭支援センター・児童相談所・体育館

2階 児童相談所・体育館

3階 子ども家庭支援センター・児童相談所

4階 母子生活支援施設

(1)子ども家庭支援センター
子育て支援のイベントなどや相談の受付

(2)児童相談所
虐待や非行、いじめなどの相談受付や、一時保護など

3)母子生活支援施設
DV被害者などの相談や一時保護など

子育て支援施設、児童相談所、母子生活支援施設を一体とした総合的な施設を作ろうというものです。

南青山に児童相談所の何が問題なのか?

子どもに関する施設は必要だとは、住民の方もおっしゃってはいるんですね。

ただ、これら複数の機能を一箇所にまとめることで、支援の連続性を保ちたいという区の意図があったようですが、これがどうも住民の理解を得られていないということ。

また、説明会での質問内容や反対意見の理由が気になりました。

・触法少年は外に出ないんですよね?

・なぜ青山なのか?田町とか広い土地いっぱいあるではないか

・表参道の商業地に作ると港区の価値が下がる

・ネギひとつ買うのも紀伊国屋に行くような土地、保護されるような生活困窮者に買い物ができるのか

・このへんのランチ単価を知っているのか?1600円だぞ

・世界的ブランドが集まっているんだ

とか、ちょっと違和感がありましたね…。

また、青山のみらいを考える会の副会長という人がインタビューに応じていましたが、「観光地にこんなものを作ったら…」と言っていてちょっと…と思いました。

住民は、「なんで青山の1等地でそんな施設を造らなきゃならないんですか」と話した。

東京・港区、表参道周辺の地図。高級ブランドショップが立ち並び、都心の1等地として - Yahoo!ニュース(フジテレビ系(FNN))

「こんなもの」とか「そんな施設」とかどういう意味なんだろう…?

おそらく、(1)の子育て支援、これはいいのでしょう。

質問や反対意見からみると、(2)児童相談所(3)母子生活支援施設の入居が不安なのだろうなということですね。虐待された児童を保護することで、家族が取り返しにくるなどのトラブルが心配、触法少年が来るのが嫌、DV被害者を保護することで、加害者が近寄ってくるかもしれないという感じでしょうか。

なぜ青山なのか?に港区の考えは?

住民の方の質問にもあった、「なぜ青山なのか」という声については、港区は土地購入の反対運動に際してこう言っていました。

青山地域は、多様な賑わいが創出されている地域であると同時に、趣のある住宅市街地でもあり、交通利便性がよく、親子連れが安心して相談やサービスを利用できる場所です。

家庭生活や子育てのヒントになるような衣食住に関係する店舗、子ども向けの本やおもちゃの専門店、美術館などもあります。子育て家庭がいきいきと子どもとの生活を楽しめるよう、多様な文化や人との出会い、交流、学習、相談の場として子育てを応援してまいります。
何とぞご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、子ども家庭支援部の課長さんは、「ある程度の大きさの土地が欲しかった」と説明しています。それなら田町でいいじゃないかというのが住民の方の言い分ですが…。

南青山児童相談所建設反対への声は?

発言への違和感はもちろん、しかし、説明が足りていなかった区の方も問題だという意見もありましたね。全く問題がないと思っていたのか、受け入れられにくい可能性が少しでもあるからぼかしたのか…。住民の方も説明は不足していたとおっしゃっていましたが。

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まとめ

商業地で土地の価格が高いところに区が税金で巨大ハコモノを作るということへの反発もわかります。もう少し土地価格は節約できるかもしれませんからね。

ただ、駅から徒歩ですぐという子育て世代にはありがたい立地条件も大事です。

なぜそこなのか?というのは説明しきれていない気はしますが、そこまで反対する理由もよくわからないというのが正直なところです。

港区は平成33年度のオープンを目指しているようですが、スムーズに計画が進んで、住民の方に受け入れられる施設になるのでしょうか?

今後のニュースも気になります。

それでは…

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