東京オリンピックのキャラクターの名前がミライトワとソメイティに決まりましたね。素敵ないい名前だと思います。これって誰がつけたんだろう?命名って難しいですよね。
オリンピックマスコットの名付け親はどこの会社?と気になりましたのでメモしておきます。
2020年東京五輪・パラリンピックのマスコットの名前が22日、決定した。都内で行われたデビューイベントで、五輪マスコットは「ミライトワ」、パラリンピックマスコットは「ソメイティ」と発表された。
ミライトワとソメイティ
オリンピックキャラクターがミライトワ
パラリンピックキャラクターがソメイティ
オリンピックとパラリンピックのマスコットキャラクターは別々で、オリンピック側の「ミライトワ」は、「未来」と「永遠(とわ)」という二つの言葉を結びつけて誕生。名前に込められた、すばらしい未来を永遠にという願いがある。伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれ、伝統と近未来がひとつになった温故知新なキャラクターをイメージ。伝統を大切にしながら、つねに最新情報もキャッチし、正義感が強く運動神経バツグンで、どんな場所にも瞬間移動できる。
一方、パラリンピック側の「ソメイティ」は、桜を代表する「ソメイヨシノ」と非常に強いという意味「so mighty」から誕生。市松模様と桜を力強く表現して生まれた桜の触角と超能力を持つクールなキャラクターで、いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。強い信念と自然を愛する優しさがあり、石や風と話したり、見るだけで物を動かせ、桜を愛する日本の心とパラリンピックアスリートのすばらしさを印象付ける。
東京五輪・パラ五輪の大会マスコットのデビューイベントが22日に開催された。ネーミングは、全身が伝統の市松模様の五輪マスコットは「ミライトワ」。桜を表現したパラ五輪マスコットは「ソメイティ」に決定した
東京オリンピックマスコットの名前はどこの会社の誰がつけたの?
名前は専門会社に委託したとありましたが、これがどこなのか気になりまして。
ネーミングは専門会社に委託。
他を見るとわかりました。
株式会社ZYXYZ(ジザイズ)というところだそうです。
株式会社ZYXYZ(ジザイズ)とは?
長野オリンピックのマスコットのネーミングも担当したそうです。
ネーミングはマスコットデザインよりも、さらに商標などのハードルが高いため、組織委員会は開発作業を長野五輪のマスコットネーミングを担当した会社「ZYXYZ(ジザイズ)」に委託。
誰もが知るようなドコモやauなどのブランド開発をしたところですね。
ジザイズさんサイトより
代表の横井恵子さんは
「NTT DoCoMo」「りそな銀行」「あいおい損保」などの社名、「au(KDDI)」「BIGLOBE(NEC)」「XXIO/ゼクシオ(SRIスポーツ)」「AIRism(ユニクロ)」「CHAdeMO/チャデモ(トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車ほか)」などのブランド名の名付け親だ。
プレトリア大学日本研究センターのプログラムディレクターを務めていた2012年、ブランド名開発専門家の
ということですから、おそらくミライトワとソメイティも横井さんの命名かもしれません。
と思いましたが、横井恵子さんは3年ほど前に他界されているということですのでスピリットを継いだ会社のメンバーによるものでしょうね。
命名のさいには
横井氏曰く、人々の心に届く共感を得る名前を開発するには、「S・O・U・L」の視点で、名前に「SOUL(魂)」を込めることが大切。具体的には次の4点である。
・Sensibility(感性):全体像を感性でつかむ
・Originality(個性):独自性を発揮できる要素を導き出す
・Utility(実用性):顧客にとっての実用性を検証する
・Logic(論理性):言葉を論理的に組み立て説得性を高める
ということに気をつけておられるそうなので、このマスコットの名前もそういったことに心を砕かれたのでしょうね。
さらに、今回は小学生へのアンケートも考慮にいれたそうですから、命名は大変な作業であったでしょう。
素敵な名前がついてこれからどんどん活躍の場面が増えていくミライトワとソメイティ。
グッズなども楽しみですね。