療育手帳がもらえない?メリット・デメリットや将来の進路や就職はどうするか

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療育手帳がもらえない…結論からいうとこうでした。

幼稚園入園面接で落とされかけ、あれやこれやで困らせて、やらかしてくれたうちの次男くん。普通学級なのか支援級なのかでまず悩み、とりあえず普通学級にいるものの将来は心配です。

発達検査ではボーダー、つまり実年齢の7~8掛けの発達程度という結果を受けてきました。

小学校でも、授業中にみんなに迷惑かけたりこそはないですが、お勉強では課題が山積み。

今後のことを考えるべく、療育手帳の取得を考えていました。

いつ申請をしようかな…と思っていましたが、1学期の成績などを見て昨年夏に申請しました。そのときの話を書いてみます。

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療育手帳申請~9歳の壁

私は前々から、小学校3年生あたりをひとつの節目というか、目安と考えていました。

9歳というひとケタ年齢の最後の歳、そして1~2年生よりは学習面で難しくなってくる頃でもあります。

また、さらに学習面での難易度が増し、周りの子も成長著しくなり差が開くであろう4年生になるときに普通学級か支援学級かの選択をするならその判断材料が欲しいということも理由のひとつでした。

1学期の夏休みに入った頃、療育手帳の申請のために児童相談所に連絡を入れました。

予約は約1ヶ月半後。夏休みは楽しく過ごそう、そう思ってとくに何をするでもなく、普通に過ごしてその日を待ちました。

療育手帳の申請に児童相談所へ

検査は平日のみなので、学校を休んで児童相談所へ向かいました。

子どもには「これからも○○が、学校でみんなと一緒に頑張っていけるか先生に相談するよ」と言って連れていきました。

小さい頃から就学検診まで、発達検査は何度か受けてきましたがあまりよくわかっていなかったようなのでとくに説明などしたことはありませんでしたが、もうそろそろ、何をするのか、何のためにするのかは話しておかないといけないと思いました。

正直、どう言えばよかったのかわかりませんし、これで良かったのかもわかりません。本人も「ふうん」と言ってはいたけれど、どこまで意味がわかっていたのかも不明ではあります。

しかし、説明することに意味があると思ってもいるので、まあこれで良かったのだろうと思うことにしています。

療育手帳申請のさいの児童相談所での流れ

児童相談所について窓口で予約の件を伝えると、書類を記入しながらしばらく待つように言われました。別の用件か何かはわかりませんが、何組かの親子とロビーで待ちました。

10分くらい待ったでしょうか。担当者が現れて、子どもだけを連れて別室に検査に行きましたので、その後また1人でロビーで待機することになりました。

そこで待つことはわかってはいましたので本などを持っていきましたが、途中で眠くなって寝てしまいました。

1時間ほど待ったところで、検査を終えた本人と担当者が出てきて、またしばらく待つことに。そうすると次は医師の問診です。

今度は私からの聞き取りということで、本人と部屋に通されました。おもに生活面での困り事をたずねられました。本人が横にいたので話がしにくかったです。内容の良し悪しにかぎらず、もう自分のことで何か話しているとわかるのだから、できれば私と先生だけにして欲しかったと思いました。

療育手帳申請の結果は即時?郵送?

しばらくさらに待ったあと、検査担当者から問診を受けました。それですべての過程は終わりです。最後にもういちど話があるというので、待っていました。

もう一度検査担当者から呼ばれて、今日の検査のざっくりとした結果と取得の可否についての知らせを受けました。結果はボーダーの数値につき、申請は却下ということでした。つまり療育手帳は取得できませんでした。

やっぱりなという気持ちで、予想通りだったことへの納得と、残念なようなこれでよかったような、なんとも複雑な気持ちになりました。

正式な報告はあらためて郵送しますとのことでした。1ヶ月後に、都知事の名前で申請却下通知書が送られてきました。

療育手帳の有無と進路と将来

うちのようなどっちつかずの子どもというのは、本当に微妙です。

普通学級でこれから勉強についていけるのか?中学、高校と進んでいけるのか?勉強ができないことでほかのことも悪影響を受けるのではないか?

考えだしたらきりがないくらい心配事ばかりなのです。

療育手帳のメリットは様々な費用の助成や、将来の福祉的就労や、障害枠での就労ができることでしょう。それが最大といってもいいでしょう。

デメリットは、目立ったものはないのでは?

取得したからといっていつでも使う必要はないし、不要ならいつでも返納できるのです。

もっとも普通学級か、支援学級かの選択に手帳の有無は直接は関係ありません。しかし問題はその後の進路が大きく変わってしまうことです。

支援学校?支援学級?それとも普通級?

近隣の中学校の支援学級の先生に話を聞きに行きました。

中学校の支援学級を選んだ場合、ほぼ進路は支援学校高等部になるようです。

支援学校高等部は療育手帳がないと入れないということはありませんが障害があると認められることが条件です。(知的障害の場合は障害があると認められるというのは手帳の所持とほぼ同義といえます)

ただ、療育手帳なしで支援学校高等部に行こうと思うなら、精神障害ということで診断を受けるか、その上で精神障害者手帳を取得することになるようです。

支援学級から高校受験はできるの?

また、高校受験は制度上は可能だということですが、中学校支援学級のカリキュラムで高校受験に対応するのは実質困難です。

そうすると中学校支援学級に行くと、ほぼ支援学校高等部への進路が決まるので、その後は障害者枠での就職を目指すことになるのですが、ここで療育手帳が必要になるのです。

もちろん、手帳がなくとも就職はできるかもしれませんが困りごとを抱えているなら障害者として配慮を受けられる環境で働きたいものです。

療育手帳の有無と就職

しかし手帳のない障害者へは国から企業への助成金は出ても、法定雇用率の算定基準は手帳所持者なのでカウントされません。

ですので手帳のない障害者を積極的に雇用するメリットが企業にあまりないでしょう。つまり、学校生活とその後の生活がつながらないのです。

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ボーダーの子と療育手帳

うちのような、1人ではみんなのレベルには届かないけれど、あと少しの支援でなんとか頑張れる人のちょうどいいところというのはどこにあるのでしょうか。自力でついていけないかもしれないけれど、助けもない、そういった人はたくさんいるように思うのです。

制度からこぼれて、どちらにも行けない人はどうやって生きていきましょうか?

親の私には、何ができるのでしょう。手帳が却下されて、先のことを思うと不安だからあえて今日できることしか考えないようにしているこのごろです。

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