子どもに取り柄がない?得意がなく何をやってもダメ?

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子育てをしていると、「子どもの得意なことを伸ばしてあげましょう」ということを聞くと思います。けれど、子どもに得意なことが何もないような気がして不安になる、そんなことはありませんか?

勉強もできないし。スポーツもうまくないしこの子はいったいどうしたらいいのか…と思ってしまうときに親ができることは何なのか少し考えてみました。

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得意なことがない?

うちの子どもたちがそうなんですが、得意なことってこれといってないのですよね。

長男は何をやっても平均点、スポーツは苦手、性格もおとなしい…。次男は勉強はまったくできない、スポーツもだめ、性格もとりたててどうということもないし。

得意を見つけようとすればするほど出来ないところに目がついてしまって、親としては心配で仕方なくなってしまうのです。

自分が得意なことがないままに何十年生きてきて、やはり今でも苦労したり、考え込んだりすることがあるものですから、子どもには早いうちから得意を伸ばしていってほしい、そう思っていたのに、フタを開けてみたら得意なことなど何もない2人…。

好きなことはあるはず

スマホに夢中の子ども

でも、そんな2人でも好きなことはあるようです。長男は電車が好きでしたし、今でも好きですね。次男は車が大好きです。しかしそれをどうするの…?って親はすぐ職業のこととか、将来にどう活かすのかを深刻に、現実的に考えてしまいます。

けれどそれを言い出すと、職業につながらないから、あるいは、つながっても実現が難しいからとかそういう話になってしまって、せっかくの好きが、とても頼りないことに思えてしまうのです。

これは子どもにそのまま伝えてしまっては、子どもの気持ちを萎えさせてしまいます。親にできることとは何なのでしょうか?

・ちょっとした興味を後押し

どんなつまらないこと、頼りないことに思えても、子どもが興味を持ったことは、そこで終わりにしないで、次につなげたり、他の話題にも広げていったりするきっかけにしたいものです。

たとえば、「ランボルギーニってイタリアの車なんでしょ?」と聞かれたら、そうだよで終わらず、イタリアはどこにある、ほかの国はどんな車がある、と話を続けて、好きなことをきっかけに世界を広げてほしいです。

また、まったく好きな分野の話でなくても、卵ってなぜ白身と黄身に分かれているの?とか聞かれたら、「わからない、自分で調べよう」ではなくそこから生き物に興味を持ってもらえるような方向にしたいですよね。

いつもいつもは無理かもしれませんが、出来る限り小さなことから好きを見つけてほしいと思います。

・興味を持ったこと自体をほめる

もし何か質問をされたら、そのこと自体をまずはほめられる余裕がつねに欲しいです。白身と黄身が別れていることを当たり前と思わず疑問に思ったことをほめると、子どもはどんどん興味をもっていろんなことを見るでしょう。その都度の質問に対応するのは大変ですが…。

・親も一緒に

そういうときは一緒に調べたりすると、親も知らなかったことがわかるし、子も喜ぶしで一石二鳥ですね。子どもはこちらが思っている以上に親との一緒の体験を喜びます。

それがこの先の生きるエネルギーになるとも思うので、質問に答えることのみならず一緒に考えることそのものが、好きを広げていけるのかなと思っています。

大切なのは気力

生きる上で、一番大切なことは、何かが出来ることではなく、出来るようになりたいと思う気持ちだと思うのです。

興味を持ち、知ることを楽しく思い、出来ないことがあっても諦めないでチャレンジしていく気持ち、これがなくなってしまうと、いくら能力が高くても生きることが辛くなり、いずれ何もできなくなってしまいます。

能力があって気力があるのが最もよいですが、出来ないことがあるせいで気力を失ってしまうのだけは絶対にさけなければならないのです。

苦手を克服させようとすると気力がなくなる

そのためには、出来ないことがあるからといって、それを克服させようとばかりしてはいけないということです。もちろん、出来ないことを放置していていいというわけではありません。出来ないことが出来るようになるのは大切なことですし、克服できた経験は大きな力になります。

しかし、苦手なことはいつでも克服できるとは限りません。出来なかった経験だけを積み重ねてしまうことは、生きる気力を大きく削いでしまいます。自分なんて、何も出来ない、生きている意味がない…と考えるようになってしまうと回復が大変です。

生きる気力、これを失うくらいなら、出来ないことなど放置でよいくらいです。逆に言えば、いつも希望を持ち気力を失わないなら、少々の能力の足りなさなどいくらでも補っていけるのです。

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飛び抜けなくてもよい

得意なことなんて、胸を張って言えるものをもっている人ばかりではないと思います。なんでも出来る人は目立ちます、目につくのです。飛び抜けて何かが出来る必要などありません。得意なんてなくてもいいのです。

生きることを楽しいと思って、自分は居ても良いと思い、出来ないことばかりに目を向けて自分を無価値だと思わないようにさせないといけません。それは親や社会の責任です。

得意はなくても、好きなことを役立つかどうかばかり考えず好きでいて、希望を持っていられるようにしなくてはならないのです。

大人にできるのは、得意を見つけよう苦手を克服させようとして躍起になったりしないことです。子どもを最低限潰さないことです。できれば好きを広げて伸ばしてあげられたらいいですね。

難しいし、えらそうに聞こえるかもしれませんが、これは、私もこうやって自分自身に言い聞かせているのです。子どもが楽しく生きられるように、私達も頑張りましょうね。

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