動物園でのトラによる飼育員死亡事故の原因は?人を襲った猛獣は殺処分されてしまう?

スポンサーリンク

鹿児島市の平川動物公園で飼育員がホワイトタイガーに襲われて死亡するという事故が起きてしまいました。事故はなぜ起きたのか?事故原因や理由、園の管理責任は?事故を起こしたトラはどうなる?殺処分されてしまうの?などいろいろ気になりましたのでメモしておきます。

Sponsored Link

平川動物公園で飼育員がホワイトタイガーに襲われる事故

事故は2018年10月8日午後5時すぎに起き、詳しい状況はまだ明らかになっていません。動物園の閉園後ですので、展示室から移動させようとしたか、夕方の食事の用意などしていたときかもしれません。

鹿児島市消防局によると、同日午後5時すぎ、同園から「男性職員がホワイトタイガーに襲われ、意識がない」と119番通報があった。消防が駆けつけたところ、ホワイトタイガーの担当職員だった古庄さんが展示用のおりの中で、首から血を流して倒れていた。首をかまれたとみられ、午後5時の閉園後に別の職員が気付いたという。消防が到着した際には、ホワイトタイガーは麻酔銃で眠っている状態だった。

鹿児島市平川町の鹿児島市平川動物公園で8日、飼育員の古庄晃さん(40)がホワイト - Yahoo!ニュース(スポニチアネックス)

トラが人を襲った事故原因は?

ある専門家はトラは本能的にほぼ確実に人を襲い、狙うときは必ず急所(頭部・首)を狙ってくると仰っていました。

また、畑正憲さんからポストムツゴロウに任命されている、あらゆる動物に詳しい動物研究家のパンク町田さんが事故原因について語っておられました。

猛獣については、間接飼育という飼育方法を取るそうです。

2つ以上の部屋を用意して、檻や部屋の掃除をしたり餌を置いたりする際にはもう一方の部屋に動物を移動させておくなどするというものです。

つまり世話をするときにトラと人間が同じ部屋に入ることはまずないので、何らかの支障や手違いでオリがきちんとしまっていなかった可能性があると仰っていましたね。

また、それについて、日々の世話が流れ作業化していたことが要因かもしれないとも…。

こればかりはまだ事故原因がわかっていないのでなんとも言えませんが。

本来、飼育員2人以上でする作業を、古庄さん1人で作業していたなどの報道もあります。

京都市動物園でも過去同様の事故

2008年、京都市動物園でも飼育員が11歳のアムールトラに襲われて死亡するという同様の事故が起きています。

このときは、飼育員がオスとメスのトラをお見合いさせようと、メスを移動させているとき、オスのオリの方の扉もなぜか開いていたためにオスのトラに襲われたということだったらしいですが…。扉の故障などはなく、動物園側の管理責任ではないとされたようです。

開園中の事故で、発見したのは女性客だったそうです…。京都市動物園は当日と翌日を休園にしましたが、平川動物公園は事故翌日の今日も開園していてホワイトタイガー以外は見られるそうです。

マニュアルや安全装置の整備など課題はあるのかもしれませんが動物園側の事情はわからないので…。飼育員とは本当に命がけの仕事です。

園長が事故翌日9日に記者会見しましたが「原因は不明」と。閉園後であったことから目撃者もなく事故原因の解明にはもう少し時間がかかりそうです。

同園のホワイトタイガーは4頭で、飼育室で1頭ずつ展示。亡くなった飼育員の古庄晃さん(40)は、ホワイトタイガーの寝室への収容や閉園時の清掃などの作業を普段から1人で担当していた。9日に鹿児島市役所で記者会見した石堂園長は「飼育室に猛獣と一緒にいる状況はあり得ない」と説明。目撃者や悲鳴を聞いた人はいないという。

「なぜトラと同じ空間にいたのか分からないとしか言いようがない。優秀な職員を失い大 - Yahoo!ニュース(西日本新聞)

事故を起こしたトラは殺処分されるの?

今回飼育員を襲ったトラはオスだということですが、オスでもメスでも起こりうることだそうです。(さきほどのパンク町田さん)

こういった心配をする人もいますが、事故を起こしたトラは今後どうなってしまうのでしょうか?

京都市動物園の事故の場合は、飼育員を死亡させたオスのトラ(名前はビクトル)は、殺処分はされずそのまま飼育続行となり、2010年に繁殖のために浜松市動物園に移動しています。

アムールトラが絶滅危惧種ということもありますが、事故を起こしたからといって必ず殺処分ということではないようです。

ビクトルはその後15歳まで生き、2012年9月に寿命を全うしています。

そして、人を襲った動物がどうなるのかということには取り決めもないそうです。

国内の動物園・水族館で組織する日本動物園水族館協会によると、危害を加えた動物の処遇に「ルールはない」といい、各施設が判断することになる。

動物園で従業員が襲われて死亡する事故は、各地で起きている。襲った動物はその後どう - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)

ほか、過去にサファリパークなどでも、動物が飼育員を襲う事故は起きています。

群馬サファリパークで2016年にクマが飼育員を死亡させた事故でも、殺処分にはなっていません。人を襲った動物をその度に殺処分するのは、よほどその後の動物の状態が悪くならない限りは、ないようです。

事故を起こしたトラは飼育続行

追記です。

事故を起こしたトラは遺族の意向で、殺処分されず、引き続き平川動物公園で飼育されることになりました。

また古庄さんの遺族から「(リクを)平川で飼育してください」と言われたことを明らかにし、殺処分せずに飼育を続ける考えを示した。

鹿児島市平川町の平川動物公園で飼育していたホワイトタイガーに飼育員古庄晃さん(4 - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)

事故翌日にもかかわらず…。

飼育員さんが本当に動物を愛していたことを知っているご家族だからこその意向ですね。

Sponsored Link

まとめ

動物園での痛ましい事故。

飼育員さんにとっても、今回事故を起こしたトラにとっても辛いものです。

動物を飼うな、人間のエゴ、という意見もありますが、動物園がなければ人間と動物の距離は遠くなってしまって、好きになるきっかけも持てないかもしれません。

同じような事故は繰り返し起きています。

今後、事故原因や状況の詳細がわかってくるかもしれませんが、これからはこんな事故がないように扉の安全装置などを作って欲しいと思います。

詳細の発表を待ちたいですね。

それでは。。。

Sponsored Link
スポンサーリンク